認めないから!


――そうだね。


弥生はそういう男子だからね。




「弥生、私もう諦める。

だから、ゴメン。少しだけ待ってて。」




きっとすぐには消えてくれないから。


小さい男の子にまで周りに目を配れる優しい所も


私にさりげなく合わせてくれる所も


何だかんだで明るくて面白い所も




私は全部――…





でも、結局ソレは大好きな女子と遊ぶための罠にしかすぎないのだろうけど。
< 138 / 279 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop