認めないから!


「?」



「この前、沙羅ちゃんが弥生と南両方にデート誘われた時あったじゃない?」




あぁ、アレね。




「時計台の方面に用事があって…そしたら弥生を見かけたの。」




私だって朝と夕暮れ過ぎに見かけたよ。
別に驚くことじゃない。




「急ぐ用事でもなかったから何となく気になって弥生の様子をしばらく見てたんだ。」




まぁ、千鶴は弥生のことをあまり良く思ってないから声をかけたりはしなかったんだろう。




「そしてしばらくしたら女性から声かけられてたのに弥生それを断ってたのよ!」




「……………」
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