認めないから!


「あれ?
沙羅ちゃん、驚かないの?」




いや、あのね千鶴さん。




「それ絶対見間違えだよ。」




弥生は私にナンパする日だと言っていたし。
普段は同じ学校の女子狙いでも休日は遊ぶのだろう。




「だって私が会った時、ナンパした女性待たせてるって言ってたから。」




「えぇ!?」




「だから弥生なわけない。」




辻褄が合わない。
絶対ない。


ナンパをしないなら…あそこに居た意味が無いじゃないか。
< 167 / 279 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop