認めないから!
「もちろんOKしたんだから、断らないよねー沙羅ちゃん。」
そこにはニヤニヤとした千鶴が居た。
……チクショウ。
「どっちにするの?沙羅ちゃん。」
……絶対分かってて聞いてるよ。
「……南と行くに決まってるでしょ。」
くどいが、弥生とのデートは南と進展するためだ。
こうなった今、弥生とデートする理由は存在しなくなる。
「沙羅さんが…僕とデート……やったぁ!!
何着ていこう……ブツブツ…」
お前は女子か。