永遠とは?
ようやく先生達の自己紹介が終わって
配布物が配られて、HRが終わった。
母親と合流するために
亜美と一緒に体育館に向かった
「蓮華のお母さん
入学式に来てたんだね…驚いたよ…」
「私だって驚いたよ……
あの人は来ないって思ってたし…」
亜美は私の事情を知っている
亜美がこの学校を選んだのめ
多分私を心配して、入学してくれたんだろう
でも亜美に聞いても
本当のことは教えてくれないんだろう
亜美━━━━━ありがとぅ。私のために。
「か!…蓮華!…蓮華!」
「あっ、どぅした?」
「体育館にって着いたのに蓮華がぼーっと
してるから、ずっと名前を呼んでいたのに
"どうした?"ぢゃないわょ!!」
「ごめん!今度、新作のアイス奢ってあげるから!
ねっ??」
亜美はアイスに弱い
いつも亜美を怒らせちゃった時は
お詫びに、アイスを奢るのがお決まり!!
「よろしー!
あれ?お母さん発見!
私はお母さんの所行くけど、
何かあったら直ぐに連絡してよね??
ぶっ飛んでくるから!?」
「ありがとぅ、亜美」
遠くに見える亜美のお母さんに頭を下げた。