永遠とは?
「せんせ……」
声をかけられなくなった
先生は机に腰掛けて悲しそうな顔で
何かを見ている。
とても辛そうな………
「あぁ……松崎か。
どうした?入学して早々悩みでもできたか?」
見ていたものをスッとしまった
そして何もなかったみたいに話かけてくる
"見たことに触れるな"
って受け取った方がいいんだろう
「入学して早々に悩みなんて出来ないですよ?」
「でわ、どうしてクラスにいるんだ?
相談しにきた以外に何かあるかぁ?」
「私は親を探しに校舎に戻って来たんです
そしたら暮らすに誰かいるのが見えて
一瞬、親かな?って思ったんですけどよく見たら
佐伯先生?だったんです」
「そういうことか!わりぃ。俺は勝手な勘違いをしたな」
「親はいないみたいなので私は帰ります!」
「気お付けて帰るんだぞ!!」
「はい!!さようなら」
「また明日な」