Bs.
タイトル未編集
雨の月曜日ほど
気分が滅入るものがある?
こんなこと考えながら
窓の外を見る
家のチャイムが鳴る
いつもの朝の音。
「はぁーい!」
気分が滅入っていても
友達がいれば、元気になれる
「ゆのおはよ!!」
「うんおはよー」
みくはいつも私を向かえにきてくれる。
決まって朝8時。
それには理由がある
「今日も見れるかな~」
うきうきしながらみくが言う
「・・・いつもの??」
ニヤニヤしながら言うと
「うるさいなぁ!」
照れくさそうにみくが言った
こんな感じの日々が続いてた。
高校生活2年目の1学期
毎日が幸せ。悩みも無いことは無いけれど
気になるほどじゃない。
「あっ!」
みくが驚くので
私がみくの視線の先を見る
「今日も見れたね、間宮先輩」
「うん・・・」
見とれていて私の言葉が
頭に入っていないような返事
私の家はから間宮先輩のマンションまで
5分くらいかかる。
間宮先輩はいつも5分くらいにマンションから出る。
みくはコレを狙っている。
そう考えると、いつもおちゃらけているみくも
可愛く見える。
「追いかけよっ」
「何それストーカーみたいじゃん」
と私が笑うと
「あはっいーじゃーん!」
と笑いながら私の手を引っ張る。
雨がやんできた。