Bs.

間宮先輩の後ろを結構離れて歩く。

みくは黙りこんで
ずっと間宮先輩を見つめている。


そろそろ学校に着く頃になった

それまでの間みくは私に
間宮先輩の好きなところ
を延々と続けていた。

もちろんたまに間宮先輩を
見ながら(笑)


3年生の間宮先輩は、
もちろん顔はものすごくかっこいい。
髪は茶色でいつもねむたそうな顔。

猫のようなおちゃめなところがあって
同学年はもとい、学校全体の女子の
注目の的。



みくや私が1年のとき、2年生が
1年生に一人ひとりついて、
学校案内や良いところを伝える
というものがあった。

もちろん私たちは後輩なわけだし、
ガチガチに緊張していた。

みくには間宮先輩が着いた。

私には、現テニス部部長の
大町先輩がついてくれた。

一年生でも間宮先輩の噂は
知れ渡っていて、みくは赤面していた。

みくとはここでいったんお別れ。

大町先輩は色白ですこしふくよか
すごくかわいい
今はメアドも交換している仲。

そして全員の案内が終わった後、
みくは真っ赤な顔をして私の方に来た


「やばい....」
「なにが?」
「....」

私は顔が赤いのですぐに察しがついた。
「ああー間宮先輩か」
「!!」

何があったかは聞いていないが
それが理由で好きになったんだろう。

このかわいらしい恋を応援したい
< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop