あなたなんて、大嫌い


倉庫と言えば、あそこしかない


俺は体育倉庫に向かって全速力で走った


倉庫の近くまで来たところで、話し声が聞こえてきた


この声は千里・・・?


もう一人は誰だ・・・


校舎の陰に隠れそっと伺ってみると、そこには千里を抱きしめる大槻先輩の姿があった


千里も先輩の背中に手を回している


何を話しているのかまでは聞こえないが、千里の笑顔が見えた



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