あなたなんて、大嫌い


そう言った瞬間、千里ちゃんの頬が微かに赤く染まった


あれ?今まではこんなこと言っても無反応だったのに・・・


もしかして、脈あり?


なんてことを考えていると、


「先輩?先に行きますよ?」


と、いつの間にか前に行っていた千里ちゃんに声をかけられる


「待って!一緒に行こうよ!」


急いで千里ちゃんの横に並ぶと、俺が横に来たのを確認してから千里ちゃんは歩き出した



< 119 / 134 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop