あなたなんて、大嫌い


その言葉を聞いて、自然と笑みが零れる


「千里ちゃん」


声をかけると、その場にいた全員の視線が俺に注がれた


「先輩・・・」


この子の笑顔は俺が守るんだ


千里ちゃんに微笑みかけてから、ギャルの方を向いた


「君たちさぁ、俺が何も知らないと思ってんの?」


ギャルたちの顔が一気に引きつっていく


「あれ?分かんない?君たちが昨日千里ちゃんを倉庫に閉じ込めたことだよ」


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