あなたなんて、大嫌い
一気に顔が凍り付いていく
それでも俺の怒りは収まらない
「千里ちゃんが君たちに何かしたのかな?したのなら俺も一緒に謝るよ。・・・でも、何もされてないのに、あんなことしたんだったら俺は絶対許さないよ。
今度こんなことしてみろよ。こんなもんじゃすまねぇからな」
ゆっくりと千里ちゃんの方を見ると、じっとこちらを見つめていた千里ちゃんと目が合った
そんなに見つめられると照れるなぁ
「行こっ、千里ちゃん」
戸惑う千里ちゃんの手を引いて、教室をあとにした