虹色の恋☆★
「遥さん!!桜木小学校にようこそ!!これからよろしくお願いしますということで乾杯っ♪」
「「乾杯~!!」」
定時に学校を出て、3人で駅前にある居酒屋に入った。
金曜日だがまだ時間が早いため、店内はお客さんが疎らだ。
「遥さん。改めまして、羽山 梨乃です。よろしくお願いします。」
「こちらこそ。今日は俺に付き合ってくれてありがとうございます。」
「とんでもないです!!金曜日だしいつも飲んでますから。遥さんは私の一つ上なんですね。今年は20代の方が増えて嬉しいです。」
桜木小学校は、私が勤務している限り私と梨乃さん以外、30代40代50代の先生しかいなかった。