虹色の恋☆★
良かった。いつになく早くメールの返事を送った。
もちろん、迷惑じゃないから早く帰って来いと。
俺は美帆を外で待つことにした。
メールがあってから20分くらいして、遠くの方に美帆の姿が見えた。
だが、春田も一緒だった。
俺はとっさに、アパートの隅に身を潜めた。
さすがに俺達のことがバレたらまずいからな。
だんだん2人が近づいてきて、声が聞こえる。
「美帆ちゃん。今日はありがとう。楽しかった。」
「こちらこそ。誘ってくださってありがとうございました。しかも送ってまでいただいて…!!」