虹色の恋☆★
そしてベンチに座る。
手は繋いだまま。
「いつか会ってみたいな。悠斗さんの家族。」
「会ってくれるの?」
「もちろんですよ。こんなに温かい心をもった悠斗さんを育てたご両親ですもん!!きっと素敵なんだろうな。」
「ありがとう。」
「こちらこそですよ!!話してくれてありがとうございました。」
「お前はさ。実家が山梨って言ってたけど頻繁に帰るの??」
「そうですねえ。仕事に就いてからはなかなか帰ってないです。年に一度くらいかな。でも、お兄ちゃんはたまにうちに来ますよ!!」
「兄貴がいるのか。」
「あっ!!ちょうど悠斗さんと同い年です。今度紹介させてください!!」