虹色の恋☆★
ところで……
美帆の引っ越しというのは、さかのぼること1ヶ月前………
美帆は毎日のように夕食を作りに来てくれた。
「なんかいつも申し訳ないな。俺が帰り遅い時は、飯食わずに待っていてくれるし…。平日は飯食ったら美帆は家に帰るだろ?
仕事で疲れてんのにな……。」
「いえいえ!!私が勝手にしてることですし…いくら疲れていても、悠斗さんと一緒にごはん食べれると思うと楽しみで頑張れるんです!!」
「ねぇ美帆。…………俺さ、ずっと考えていたんだけどさ。
……………一緒に住もうか。」
「……へっ??」
「いや………付き合って日が浅いから、早過ぎるかなと思ってはいるんだけど……。帰って家に美帆がいてくれるって考えるだけで、仕事頑張れる。
でも……やっぱ美帆が帰ると寂しいんだ。
柄でもないけど……笑」