オレ様になりたくて…。
三輪さんはアタシの体をギュッと抱きしめてから

この人には遠慮というものがないのかと思うくらい激しく責められた

アタシはただただ三輪さんにしがみつき

喘ぐ事しかできなかった

初めての痛みよりこんなにも激しく求められている事が幸せで仕方なかった


「このまま朝まで一緒にいてやりたいんだけどな」


私の黒髪を撫でながら三輪さんが言う


「大丈夫です。アタシももう十分大人ですから」


目一杯、無理して答える

三輪さんはあっという間に身支度を整えると

携帯貸せって言うから、素直に渡す

三輪さんは携帯をアタシから受けとるとあっという間に自分の番号とアドレスを登録した


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