この空に咲く
「ここが境さんの部屋だから」
そのまま千秋に案内されるまま奥の空き部屋に入った。
「わあ…」
多分、他の皆と一緒の作りの正方形型の部屋。
ただ、違うのはまだ何にも置いてない真新しい雰囲気がするってこと。
「荷物置いて少し休みなよ。疲れたでしょ?夕食は6時だからさ、その時間にまた呼びに来るよ」
「ありがとう」
最後にまたさわやかスマイルを作り千秋は出て行った。
「さて…と、どうしよう?休むっていったって、この荷物…」
たくさん?に山積みにされた荷物を見て思わず顔が引き攣る。
「片付けようか、後にしようか…でも、何か、本当に良い人ばっかだったな。(約1名を除いてわ)」
飛鳥はベッドに身を投げ付けて天上を仰いだ。
「皆と、上手くやっていけそう…かな…」
気がつけば飛鳥はそのまま意識を手放していた。
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