時間のカケラ。
夏色


「うわぁー!!最悪っ!!」


まだまだ蝉の泣き声がうるさい今日この頃。

今日から2学期が始まる。
でも朝から遅刻寸前。

この電車を逃したら遅刻決定。

ダッシュで階段登って
ダッシュで走ってきた。



「間もなく二番線に列車が参ります。危ないですから黄色い線まで下がってお待ちください。

間もなく…」



「ヤバイ!!」



間に合うか?嫌…間に合わないか?




プシュー…

「発車します。」



なんとか間に合いました。

走ったせいで汗ダラダラ。
本当に勘弁して欲しい。



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