時間のカケラ。


「すいません!!名前書き忘れてました」


ラブレターに名前かき忘れるとか…

なんか逆に尊敬します。


「あっ。そうなんだ…。」


「って言うわけで付き合って
くれませんかね?本当に好きなんです。」

いきなりですか。


「まってまって!!私、君のこと何も知らないし、わからないよ…?」


「それでいいんです。付き合ってるうちに僕の事好きになってくれれば…。」


でもね…


「やっぱり無理だよ…?」


知らないし。
ましては、赤の他人。
好きでもないのに、付き合うなんて…



「そうですか…。」



「じゃぁ。友達からは?どうかな?」



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