ゴーストバスターZERO
第15話(復活と誓い)
おっす!!
俺は零!
霊界修行を何とかこなし…
ZEROとの距離も縮まり
友情と信頼がさらに強くなり、固い絆で結ばれた…
ムフフフッ!!
(↑ソノ気があるのか?)
今思えば…
過酷な試練より
得る物が大きかった…
あいつらから
沢山学び、教わったよ!!
(↑やっと成長したんだな…(泣)
でも…
天魔の…
いぢわる…(泣)
……第十五話(復活と誓い)……
長い長い空間を抜けて
俺は、自分の肉体に戻った…
アレッ?
これって…
俺の体なのか…(泣)
天魔が細工したって…
この事なのか…(泣)
俺は確かに
草むらで息絶えたのだが…
見てる景色が違う
懐かしの我が家だ~!
でも、
俺は…
女になっとるんだよ…
落ち着け…
先ずは腹ごしらえだ!!
米を仕込むしかないな…
レレレ…レレレ…レレレ
(↑レレレのおじさんか?)
ガチャ!
「まいど~ありがとうございます…何でも屋…です…」
(↑声も女やし…)
(てか…着信音変えたん?)
「あ…もしもし…」
「ずっと電話してたんですよ…」
「ごめん…あそばせ…」
「ちょっと、ワイハに、行ってましたの…」
(↑セレブか?)
(↑てか…気色悪ッ!!)
「お~ほっほっほっほ!!」(↑教育ママか?)
「ご用件は何でございましょ…」
(↑社長婦人か?)
「あ…あのう…」
「出来れば、男性の方にお願いしたいのですが…」
「俺…あっ、私に、何なりと…」
「…そうですか…」
「用件をいいますと…」
何と…
息子が消息不明になったらしく、探して欲しいとの事…
「あのう…ウチは探偵ではないので、それはちょっと…」
「警察の方にお願いした方がよろしいかと…」
「それが…信じてもらえないんですよ…」
「私の目の前で、突然と消えたのですから…」
「目の…前ですか?」
「ええ…蒸発するように…」
それって…
まさかの…
(↑まさかずって言うんだろ?)
まさかり担いだ
金太郎か…
(↑ツマンねぇな!)
ま~盛りのついた
サラリーマン金太郎は?
(↑ツマンねぇな!)
とにかく…
悪い予感がする…
俺は、
早速、依頼主のお宅に
突撃訪問した…
(↑隣の晩御飯か?)
消えた子供は、まだ小学生…
しかも…
母親と買い物に行く、車の中で消えたらしい…
後部座席に乗ったまま…
子供が、消えてしまった…
何か怪しいな…
(↑確かにな…)
車の中を
覗き込んだ…
こ、これは…
(↑どうした?)
(↑手がかりか?)
スポンジ…
ボブの…
ねいぐるみだ~!
(↑ふざけてんのか?)
(↑しかも…)
(↑字を間違っとるし…)
(↑ぬいぐるみだろうが!!)
「あっ!?それ…」
「はい?くれるのですか?」
(↑ぬだるな!)
(↑ねだるな!)
(↑つられてしまった(泣)
「いやね…、それ…」
「あの時も、息子が大事に、握りしめてたんですよ…(泣)」
「…そうだったんだ…」
俺は、何気に
ぬいぐるみに触り
目を閉じてみた…
何か見えるかも知れない…残留思念が
わずかに…
残ってる…
「お母さん…ちょっとだけ、顔を埋めてもいいですか?」
「何をするんですか?」
(↑そう来るよな!)
お~
(↑何か見えたか?)
ほわほわして
気持ちいい~!
(↑じゃねぇだろ!)
光…
微弱な電流?
なんだ?
空中?
空か?
パラレルワールドか?
説明しよう!!
パラレルワールドとは
今、現在のアナタがいたとすると…
会社や学校へ向かう為に
玄関をでて右へいくとする場合の、それ以降の行動するアナタと…
反対に玄関をでて左にいくとする場合の、それ以降の行動が2パターンの世界が平行して、継続されている世界があると言われ、
朝、朝食を食べるか食べないか?
和食にするか、洋食にするかとか、
選択肢があれば、ある程
無限のパラレルワールドが存在する。
人間が蒸発するのは、その世界に入り込んだという
説もあると言われる…
でも
何だか違和感が
あるんだよな…
そう思った…
瞬間!!
割れんばかりの頭痛
金属音が…
あまりの
痛さに…
しゃがみこんでしまった…
この事件…
厄介な物が絡んでるな…
「天魔~!天魔坊や~」
「坊や~よいこだ~」
「ねんねしな~♪」
(お主は、母親か?)
(母性本能は入れておらぬぞ!)
「ネェ~坊や~」
(↑気色悪っ!)
「今度の事だけど…」
「霊的要素が見当たらないんだよね…」
(今度ばかりは…)
(そのようじゃの~)
「でも…気になるんだよね…」
「あの子の生き霊を探して欲しいんだけど」
「それって…出来るの?」
(出来ない訳ではないぞ)
(いつも身につけている物、名前、生年月日を教えてくれれば、たやすい事じゃ…)
「やるぅ~さすが天魔ちゃん!」
(ちゃんって言うな!!)
(愚か者めが!!)
「照れてる~!」
俺は…
どうしても
その子を救いたくなった…
天魔が…
両手を広げ
その子の霊的反応を
調べていた…
「どうだ?」
「分かったか?」
(………)
お母さんの目の前で
このやり取りを
していたが…
別に、驚く訳でもなく
愛する我が子の為なら
そういった手段でも
いとわないという感じ
だった…
「お母さん…安心して下さい…必ず…捜しだして見せますからね…」
天魔と、ZEROがいるから
無敵だぜ!!
(零…今度は、無理かも知れぬ…)
「何故だ?」
「弱気な事を言うんじゃねぇ~」
「で…居たのか?」
「無事なのか?」
(あ~無事だが…)
(睡眠状態で…)
(意識が低下してる…)
「なおさらだ!!はよう~教えろや!!」
(……)
「黙って、見過ごす事は、出来ねぇんだよ!」
「天魔らしくねぇ事言ってんじゃねぇよ!!」
(なら、言おう…)
(この子がいるのは…)
(遥か上空をスゴいスピードで移動し、今は…)
「今は?」
(宇宙だ…)
(゜□゜)何ですと?
(これは…天魔の力を使っても、どうにもならんのじゃ)
(しかも…霊的生命体ではなく…また別の意思ある生命体だ…)
(悪いが…世界が違うんじゃ…)
(母親には、気の毒だが…)(諦めてもらうしかない…)
「何とかならんのか?」
「おい!!とんま!!」
(お主…興奮すると…)
(ヒゲが生えてくるぞ…)
ヤバっ!?俺は…
引き続き捜査をすると
約束してその場を
離れた…
何か方法はないのか…
今度の相手は
宇宙人か…
俺は…
空を見上げ
あの子の無事を祈り
あの子を助けると
心に誓った…
坊主…待ってろよ!!
そして俺の…
この体の秘密は?
元に戻るのか…
不安を抱えても
やってやるぜ!!
今は…
そっちが大事だからな!!
第十五話 続
俺は零!
霊界修行を何とかこなし…
ZEROとの距離も縮まり
友情と信頼がさらに強くなり、固い絆で結ばれた…
ムフフフッ!!
(↑ソノ気があるのか?)
今思えば…
過酷な試練より
得る物が大きかった…
あいつらから
沢山学び、教わったよ!!
(↑やっと成長したんだな…(泣)
でも…
天魔の…
いぢわる…(泣)
……第十五話(復活と誓い)……
長い長い空間を抜けて
俺は、自分の肉体に戻った…
アレッ?
これって…
俺の体なのか…(泣)
天魔が細工したって…
この事なのか…(泣)
俺は確かに
草むらで息絶えたのだが…
見てる景色が違う
懐かしの我が家だ~!
でも、
俺は…
女になっとるんだよ…
落ち着け…
先ずは腹ごしらえだ!!
米を仕込むしかないな…
レレレ…レレレ…レレレ
(↑レレレのおじさんか?)
ガチャ!
「まいど~ありがとうございます…何でも屋…です…」
(↑声も女やし…)
(てか…着信音変えたん?)
「あ…もしもし…」
「ずっと電話してたんですよ…」
「ごめん…あそばせ…」
「ちょっと、ワイハに、行ってましたの…」
(↑セレブか?)
(↑てか…気色悪ッ!!)
「お~ほっほっほっほ!!」(↑教育ママか?)
「ご用件は何でございましょ…」
(↑社長婦人か?)
「あ…あのう…」
「出来れば、男性の方にお願いしたいのですが…」
「俺…あっ、私に、何なりと…」
「…そうですか…」
「用件をいいますと…」
何と…
息子が消息不明になったらしく、探して欲しいとの事…
「あのう…ウチは探偵ではないので、それはちょっと…」
「警察の方にお願いした方がよろしいかと…」
「それが…信じてもらえないんですよ…」
「私の目の前で、突然と消えたのですから…」
「目の…前ですか?」
「ええ…蒸発するように…」
それって…
まさかの…
(↑まさかずって言うんだろ?)
まさかり担いだ
金太郎か…
(↑ツマンねぇな!)
ま~盛りのついた
サラリーマン金太郎は?
(↑ツマンねぇな!)
とにかく…
悪い予感がする…
俺は、
早速、依頼主のお宅に
突撃訪問した…
(↑隣の晩御飯か?)
消えた子供は、まだ小学生…
しかも…
母親と買い物に行く、車の中で消えたらしい…
後部座席に乗ったまま…
子供が、消えてしまった…
何か怪しいな…
(↑確かにな…)
車の中を
覗き込んだ…
こ、これは…
(↑どうした?)
(↑手がかりか?)
スポンジ…
ボブの…
ねいぐるみだ~!
(↑ふざけてんのか?)
(↑しかも…)
(↑字を間違っとるし…)
(↑ぬいぐるみだろうが!!)
「あっ!?それ…」
「はい?くれるのですか?」
(↑ぬだるな!)
(↑ねだるな!)
(↑つられてしまった(泣)
「いやね…、それ…」
「あの時も、息子が大事に、握りしめてたんですよ…(泣)」
「…そうだったんだ…」
俺は、何気に
ぬいぐるみに触り
目を閉じてみた…
何か見えるかも知れない…残留思念が
わずかに…
残ってる…
「お母さん…ちょっとだけ、顔を埋めてもいいですか?」
「何をするんですか?」
(↑そう来るよな!)
お~
(↑何か見えたか?)
ほわほわして
気持ちいい~!
(↑じゃねぇだろ!)
光…
微弱な電流?
なんだ?
空中?
空か?
パラレルワールドか?
説明しよう!!
パラレルワールドとは
今、現在のアナタがいたとすると…
会社や学校へ向かう為に
玄関をでて右へいくとする場合の、それ以降の行動するアナタと…
反対に玄関をでて左にいくとする場合の、それ以降の行動が2パターンの世界が平行して、継続されている世界があると言われ、
朝、朝食を食べるか食べないか?
和食にするか、洋食にするかとか、
選択肢があれば、ある程
無限のパラレルワールドが存在する。
人間が蒸発するのは、その世界に入り込んだという
説もあると言われる…
でも
何だか違和感が
あるんだよな…
そう思った…
瞬間!!
割れんばかりの頭痛
金属音が…
あまりの
痛さに…
しゃがみこんでしまった…
この事件…
厄介な物が絡んでるな…
「天魔~!天魔坊や~」
「坊や~よいこだ~」
「ねんねしな~♪」
(お主は、母親か?)
(母性本能は入れておらぬぞ!)
「ネェ~坊や~」
(↑気色悪っ!)
「今度の事だけど…」
「霊的要素が見当たらないんだよね…」
(今度ばかりは…)
(そのようじゃの~)
「でも…気になるんだよね…」
「あの子の生き霊を探して欲しいんだけど」
「それって…出来るの?」
(出来ない訳ではないぞ)
(いつも身につけている物、名前、生年月日を教えてくれれば、たやすい事じゃ…)
「やるぅ~さすが天魔ちゃん!」
(ちゃんって言うな!!)
(愚か者めが!!)
「照れてる~!」
俺は…
どうしても
その子を救いたくなった…
天魔が…
両手を広げ
その子の霊的反応を
調べていた…
「どうだ?」
「分かったか?」
(………)
お母さんの目の前で
このやり取りを
していたが…
別に、驚く訳でもなく
愛する我が子の為なら
そういった手段でも
いとわないという感じ
だった…
「お母さん…安心して下さい…必ず…捜しだして見せますからね…」
天魔と、ZEROがいるから
無敵だぜ!!
(零…今度は、無理かも知れぬ…)
「何故だ?」
「弱気な事を言うんじゃねぇ~」
「で…居たのか?」
「無事なのか?」
(あ~無事だが…)
(睡眠状態で…)
(意識が低下してる…)
「なおさらだ!!はよう~教えろや!!」
(……)
「黙って、見過ごす事は、出来ねぇんだよ!」
「天魔らしくねぇ事言ってんじゃねぇよ!!」
(なら、言おう…)
(この子がいるのは…)
(遥か上空をスゴいスピードで移動し、今は…)
「今は?」
(宇宙だ…)
(゜□゜)何ですと?
(これは…天魔の力を使っても、どうにもならんのじゃ)
(しかも…霊的生命体ではなく…また別の意思ある生命体だ…)
(悪いが…世界が違うんじゃ…)
(母親には、気の毒だが…)(諦めてもらうしかない…)
「何とかならんのか?」
「おい!!とんま!!」
(お主…興奮すると…)
(ヒゲが生えてくるぞ…)
ヤバっ!?俺は…
引き続き捜査をすると
約束してその場を
離れた…
何か方法はないのか…
今度の相手は
宇宙人か…
俺は…
空を見上げ
あの子の無事を祈り
あの子を助けると
心に誓った…
坊主…待ってろよ!!
そして俺の…
この体の秘密は?
元に戻るのか…
不安を抱えても
やってやるぜ!!
今は…
そっちが大事だからな!!
第十五話 続