ゴーストバスターZERO
第19話(環境順応)
アタシは零華!
(↑はいはい!)
死神に狙われた
アタシの体を
守るべく
天魔は
魔界に堕ちる覚悟で
暗黒竜という
恐ろしい姿になってくれた
何か天魔の秘密が
少しだけ分かった
気がする…
アタシ達は3人揃えば
向かうところ敵なし
なんだからね~!
(↑なんだか…変だな…)
……第十九話(環境順応)
あ~よく寝た~!
なんてすがすがしい
朝なんだろ~!
窓を開けると
スズメがおはよーって
言ってるみたい!
(↑お~い!!どうした?)
(↑違和感ありまくりだぞ!!)
さあ…
朝から早起きして
作った…
ニャンコご飯!!
キャハ!!
(↑いつもの猫まんまって呼べや!!)
(↑オネェキャラか?)
さあ~
朝シャンして
(↑はぁ?)
お化粧しないとね!!
(↑はぁ?×2)
最近ファンデーションの
ノリが悪くてね~
お肌の曲がり角かしら…
お酒を控えないと…
(↑ふざけるのは、その辺でヤメトケ!!)
あっ!?
(↑どうした?)
吹き出物だ…(泣)
テンション下がるし~
今日の口紅の色は
ピンクにしてと…
「ンム~まっ!!」
(↑なんじゃ?)
女のコは口紅塗ったら
まっ!ってするの!!
まっ!って
(↑いつのまに化粧品を買ったんだ?)
今日は肌寒いから
カシミアのカーディガンを羽織って仕事しようかな?
部長ったら…
気付いてくれるかしら…
(↑テメェ1人きりの何でも屋だろうが!!)
レレレ…レレレ…レレレ
(↑おい!電話だぞ!)
(↑着信音が変わってなくて、ちょっぴり安心したわ!)
(↑って…移ったじゃねぇか!!)
ガチャ…
「お電話ありがとうございます!何でも屋で~す!!」
「何でも屋さん?」
「はい!何でも屋で~す!!」
「ちょっと仕事を頼みたいんだけど…」
「はい!何なりと!!」
「ならすぐに来て!!」
「は…い…」
教えてもらった住所に
早速ピンクのビートルで
駆けつけた…
(↑ビートル?買ったのか?)
(↑マジか…)
平屋だけど…
広そうな家に
離れがあり
電話してきた
家政婦が
手招きした…
アタシ?だよね…
(↑お前しかいないだろ!!)
なんだろうと思いきや
離れのドアを開けると…
ゴッツン!!
本?
辞書だ…
「痛った~い!!」
「もう!!何なのよ!!」
(↑リアクションもオネェか?)
「なんだ?」
「テメェはよ!!」
「家政婦はどこだ?」
「早く呼んでこい!!」
「分かったから…」
「投げないでよ~」
「女は顔が命なんだからね!!」
「るせぇ~ブス!!」
ひっど~い!!
てか、ひどくない?
家政婦さんは
1週間前に
両親が海外へ仕事に行き
その日を境にして
坊っちゃんが変貌したらしい…
あまりにも変わって
しまったことで
困り果てて
なだめ役に
依頼をしてきた…
「坊っちゃんが変わってしまったのは、自分も海外に行きたかったとか?」
「いいえ…違うんですよ…」
「坊っちゃんは、ご両親の海外出張は、馴れてます…」
「1年で約4ヶ月は、ご両親は、海外に居ますから…」
「人がガラッと変わったので…怖くて、怖くて…」
「旦那様に申し訳なくて…(泣)」
「専門のカウンセリングに相談しなかったのですか?」
「旦那様は、名誉がある方なので…ご子息様が、こうなってる事が世間に知られると…」
「名誉…ですか?…」
「お願いです!!」
「私みたいな婆やより、若い人に心を開いてくれるはずだから…」
「坊っちゃんの話相手でも構わないから…」
「お願いします…」
「あの子は、ホントは優しい子なんです…」
「私は、あの子が産まれた時から、今まで見てきました」
「お願いです…」
そこまで
言われたらね…
やるっきゃないか!
エヘッ!
(↑┐('~`;)┌)
お~い!!
メシは~!!
早く持って来いや~!!
「私がご用意致しますから…」
「アタシ?」
「はい…」
やれやれ…
「うぁ~スゴい!!」
「この分厚いステーキ!!」「しかも…五枚も~!」
「よく食べるんだ~」
「いいえ…」
「坊っちゃんは、少食家なんですが…」
「変貌された後は、話し方、食べ物の好み、全てが別人になってしまったのです…」
思春期か?
とにかく食事を持って
コミュニケーションを
取ってみるか!
トントン…トントン…
「おっせーよ!!ババア~!」
「また…アンタか…」
「よこせ!!」
なんと…
手づかみで…
え?
あれっ?
坊っちゃんの姿が
ダブって見えた…
重なるように見えた
坊っちゃんは
優しい顔だが…
悲しい表情してる…
もしかしたら
何かに憑依されてる…
「おい!何考えてるんだ?」
「アンタこそ!」
「正体を現しなさいよ!!」
「出てけ~!!」
その瞬間
本棚が激しく揺れ
何十冊の本が
アタシをめがけて
飛んできた!!
うぁっ!
ヤメテよ!!
(零…聞こえるか…)
「誰よ…何で頭の中で声がしてるのよ…」
(まずいな…)
「何?何がまずいって!?」
(お主…この体に刻まれた、記憶が甦り魂までも、この女になろうとしておる…)
「どうしよう~」
「何とかしてよ~!」
「何をさっきから、ごちゃごちゃ言ってんだ?」
「消えろや!!」
オーディオが浮き
零をめがけて飛んで行く
(危ない!)
(零~!受けとれ!!)
(銀色玉の完成じゃ!!)
オーディオが当たる前に
銀色の光の玉が
心臓部に…
ドックン…ドックン
癒しのオーラ
溢れる愛
ROZE降臨!!
「あなたの正体が見えたわ!」
「アナタは餓鬼ね!!」
「こんな、心の優しい少年に取り憑き、苦しめるとは、このROZEが愛の名のもとに浄化するから、覚悟しなさい!!」
(↑なんか様になってるな!!)
(零!アンタしっかりしなさいよ!!)
「アンタこそ誰よ!」
「今日はなんて日なのよ!!」
「マジ最悪~!」
って…
私勝手に手を広げてるし
てか…
オーディオが当たる前に
バリアで守られたかの様に私の目の前でブレーキがかかったみたいに落ちたし…
「これでも食らえ~!」
ちょっと冗談ヤメテよ!!
今度はベットをぶつける気だわ…
危ない!
フワッと交わし
体からピンクのオーラが
浮かびあがり
やがて、
一本の矢が出来た
それを弓をいるみたいな
ジェスチャーで
「覚悟!」
「破邪アロー!!」
ピンク矢は
少年の額に入り込むと
中から…
醜い餓鬼が現れ
断末魔の叫びを上げ
粉々に消えていった…
「何はともあれ、助かったわ…ありがとう!!」
(零…アナタは、今、環境順応しているわね…)
(男なのよ!!しっかりしなさいよ!!)
(私は餓鬼を連れて帰るからね!!)
「アタシ?男?」
「どこがよ…気分悪いわ!!」
少年は
その後、気を失っていたが正気に戻り、元の優しい子になっていた…
仕事終わった~!!
家政婦さんから
封筒を貰い開けてみた~!
こ、これは…
20万円也…
ベットと
オーディオの
弁償請求書だった…(泣)
零は
体の記憶から
魂の記憶までも
塗り替えられていった
(早く
元の体に戻らないと
零の人格が崩壊して
この女性その者に
なってしまう…)
(ZERO…まだか…ZERO!!)
一方ZEROは
破裂した内蔵の
再生が終わり
皮膚の再生をしていた…
時間がない!
ZERO!!
(ROZE…状況は、かなり悪化しておるの…)
(天魔様も…お気づきでしたか…)
(何者かが…魔界より、餓鬼を連れ出したヤツがおるはずじゃ…)
(すまぬが…調べてくれないか…)
(天魔様の、おおせ通りわたくしめにお任せ下さい…)
(魔界との全面戦争は
避けなければならぬ)
第十九話 続
(↑はいはい!)
死神に狙われた
アタシの体を
守るべく
天魔は
魔界に堕ちる覚悟で
暗黒竜という
恐ろしい姿になってくれた
何か天魔の秘密が
少しだけ分かった
気がする…
アタシ達は3人揃えば
向かうところ敵なし
なんだからね~!
(↑なんだか…変だな…)
……第十九話(環境順応)
あ~よく寝た~!
なんてすがすがしい
朝なんだろ~!
窓を開けると
スズメがおはよーって
言ってるみたい!
(↑お~い!!どうした?)
(↑違和感ありまくりだぞ!!)
さあ…
朝から早起きして
作った…
ニャンコご飯!!
キャハ!!
(↑いつもの猫まんまって呼べや!!)
(↑オネェキャラか?)
さあ~
朝シャンして
(↑はぁ?)
お化粧しないとね!!
(↑はぁ?×2)
最近ファンデーションの
ノリが悪くてね~
お肌の曲がり角かしら…
お酒を控えないと…
(↑ふざけるのは、その辺でヤメトケ!!)
あっ!?
(↑どうした?)
吹き出物だ…(泣)
テンション下がるし~
今日の口紅の色は
ピンクにしてと…
「ンム~まっ!!」
(↑なんじゃ?)
女のコは口紅塗ったら
まっ!ってするの!!
まっ!って
(↑いつのまに化粧品を買ったんだ?)
今日は肌寒いから
カシミアのカーディガンを羽織って仕事しようかな?
部長ったら…
気付いてくれるかしら…
(↑テメェ1人きりの何でも屋だろうが!!)
レレレ…レレレ…レレレ
(↑おい!電話だぞ!)
(↑着信音が変わってなくて、ちょっぴり安心したわ!)
(↑って…移ったじゃねぇか!!)
ガチャ…
「お電話ありがとうございます!何でも屋で~す!!」
「何でも屋さん?」
「はい!何でも屋で~す!!」
「ちょっと仕事を頼みたいんだけど…」
「はい!何なりと!!」
「ならすぐに来て!!」
「は…い…」
教えてもらった住所に
早速ピンクのビートルで
駆けつけた…
(↑ビートル?買ったのか?)
(↑マジか…)
平屋だけど…
広そうな家に
離れがあり
電話してきた
家政婦が
手招きした…
アタシ?だよね…
(↑お前しかいないだろ!!)
なんだろうと思いきや
離れのドアを開けると…
ゴッツン!!
本?
辞書だ…
「痛った~い!!」
「もう!!何なのよ!!」
(↑リアクションもオネェか?)
「なんだ?」
「テメェはよ!!」
「家政婦はどこだ?」
「早く呼んでこい!!」
「分かったから…」
「投げないでよ~」
「女は顔が命なんだからね!!」
「るせぇ~ブス!!」
ひっど~い!!
てか、ひどくない?
家政婦さんは
1週間前に
両親が海外へ仕事に行き
その日を境にして
坊っちゃんが変貌したらしい…
あまりにも変わって
しまったことで
困り果てて
なだめ役に
依頼をしてきた…
「坊っちゃんが変わってしまったのは、自分も海外に行きたかったとか?」
「いいえ…違うんですよ…」
「坊っちゃんは、ご両親の海外出張は、馴れてます…」
「1年で約4ヶ月は、ご両親は、海外に居ますから…」
「人がガラッと変わったので…怖くて、怖くて…」
「旦那様に申し訳なくて…(泣)」
「専門のカウンセリングに相談しなかったのですか?」
「旦那様は、名誉がある方なので…ご子息様が、こうなってる事が世間に知られると…」
「名誉…ですか?…」
「お願いです!!」
「私みたいな婆やより、若い人に心を開いてくれるはずだから…」
「坊っちゃんの話相手でも構わないから…」
「お願いします…」
「あの子は、ホントは優しい子なんです…」
「私は、あの子が産まれた時から、今まで見てきました」
「お願いです…」
そこまで
言われたらね…
やるっきゃないか!
エヘッ!
(↑┐('~`;)┌)
お~い!!
メシは~!!
早く持って来いや~!!
「私がご用意致しますから…」
「アタシ?」
「はい…」
やれやれ…
「うぁ~スゴい!!」
「この分厚いステーキ!!」「しかも…五枚も~!」
「よく食べるんだ~」
「いいえ…」
「坊っちゃんは、少食家なんですが…」
「変貌された後は、話し方、食べ物の好み、全てが別人になってしまったのです…」
思春期か?
とにかく食事を持って
コミュニケーションを
取ってみるか!
トントン…トントン…
「おっせーよ!!ババア~!」
「また…アンタか…」
「よこせ!!」
なんと…
手づかみで…
え?
あれっ?
坊っちゃんの姿が
ダブって見えた…
重なるように見えた
坊っちゃんは
優しい顔だが…
悲しい表情してる…
もしかしたら
何かに憑依されてる…
「おい!何考えてるんだ?」
「アンタこそ!」
「正体を現しなさいよ!!」
「出てけ~!!」
その瞬間
本棚が激しく揺れ
何十冊の本が
アタシをめがけて
飛んできた!!
うぁっ!
ヤメテよ!!
(零…聞こえるか…)
「誰よ…何で頭の中で声がしてるのよ…」
(まずいな…)
「何?何がまずいって!?」
(お主…この体に刻まれた、記憶が甦り魂までも、この女になろうとしておる…)
「どうしよう~」
「何とかしてよ~!」
「何をさっきから、ごちゃごちゃ言ってんだ?」
「消えろや!!」
オーディオが浮き
零をめがけて飛んで行く
(危ない!)
(零~!受けとれ!!)
(銀色玉の完成じゃ!!)
オーディオが当たる前に
銀色の光の玉が
心臓部に…
ドックン…ドックン
癒しのオーラ
溢れる愛
ROZE降臨!!
「あなたの正体が見えたわ!」
「アナタは餓鬼ね!!」
「こんな、心の優しい少年に取り憑き、苦しめるとは、このROZEが愛の名のもとに浄化するから、覚悟しなさい!!」
(↑なんか様になってるな!!)
(零!アンタしっかりしなさいよ!!)
「アンタこそ誰よ!」
「今日はなんて日なのよ!!」
「マジ最悪~!」
って…
私勝手に手を広げてるし
てか…
オーディオが当たる前に
バリアで守られたかの様に私の目の前でブレーキがかかったみたいに落ちたし…
「これでも食らえ~!」
ちょっと冗談ヤメテよ!!
今度はベットをぶつける気だわ…
危ない!
フワッと交わし
体からピンクのオーラが
浮かびあがり
やがて、
一本の矢が出来た
それを弓をいるみたいな
ジェスチャーで
「覚悟!」
「破邪アロー!!」
ピンク矢は
少年の額に入り込むと
中から…
醜い餓鬼が現れ
断末魔の叫びを上げ
粉々に消えていった…
「何はともあれ、助かったわ…ありがとう!!」
(零…アナタは、今、環境順応しているわね…)
(男なのよ!!しっかりしなさいよ!!)
(私は餓鬼を連れて帰るからね!!)
「アタシ?男?」
「どこがよ…気分悪いわ!!」
少年は
その後、気を失っていたが正気に戻り、元の優しい子になっていた…
仕事終わった~!!
家政婦さんから
封筒を貰い開けてみた~!
こ、これは…
20万円也…
ベットと
オーディオの
弁償請求書だった…(泣)
零は
体の記憶から
魂の記憶までも
塗り替えられていった
(早く
元の体に戻らないと
零の人格が崩壊して
この女性その者に
なってしまう…)
(ZERO…まだか…ZERO!!)
一方ZEROは
破裂した内蔵の
再生が終わり
皮膚の再生をしていた…
時間がない!
ZERO!!
(ROZE…状況は、かなり悪化しておるの…)
(天魔様も…お気づきでしたか…)
(何者かが…魔界より、餓鬼を連れ出したヤツがおるはずじゃ…)
(すまぬが…調べてくれないか…)
(天魔様の、おおせ通りわたくしめにお任せ下さい…)
(魔界との全面戦争は
避けなければならぬ)
第十九話 続