ゴーストバスターZERO
第8話(ゆるされぬ恋)
おっす!
俺の名前は零!
前回のバトルで
肉体的なダメージを
受けてしまったんだけど…
自分にご褒美という事で
なんと!!
温泉旅行に来たんだよ~!
まぁ一人旅だけどね…
気軽でいいかな!
さすがは…
温泉街…
情緒溢れる町の佇まい…
ん~!!ノスタルジ~!!
癒されるな~!
でも…
そこでもまた
巻き込まれてしまったんだよな…
……第八話(許されぬ恋)…
今日は
愛車フェラーリを使わず
JRでのんびりと
いい旅、夢気分!!
(↑パクりはダメだぞ!!)
美丘郷の温泉に向かってるんだ!!
(↑やけに嬉しそうだな!!)
ここの
温泉の効能は…
(↑温泉ロケみたいだな!!)
効能は…
(↑早く言えよ!)
デヘッ!!
(↑知らんのかい!!)
(↑テヘッじゃないのか?)
まぁとにかく…
温泉宿に着いた!!
(↑早い展開だな!)
気さくな女将に
案内されて…
部屋に到着
日本風な和室が
懐かしさを感じさせて
くれた…
日本に産まれてヨカッタ~
(↑織田裕二か!!)
そう言えば…
さっき女将が変な事を
言ってたな?
何で
しきりに
お一人様ですよね?
何だ?
ですよねって?
(↑またイヤな予感が…)
分かった!!
(↑さすが!さっさと解決しようぜ!)
さては…
(↑そういう能力も飛躍的にアップしたからな!)
あの女将…
(↑何か隠してそうだな?)
俺に惚れてるな!!
(↑ズルッ!)
(↑バ~カ違うだろ!)
じゃあ…
金持ちのボンボンに
見えたから、割増料金を
(↑そんな風に見えんぞ)
(↑違うだろ!鈍感野郎!!)
なるへそな~
(↑それ…古いぞ…)
女将…
俺に惚れてるな…
テヘッ!テヘッ!
(↑それって…アリか?)
(↑テヘッは一回にしとけ…みんなに気持ち悪がられるぞ!!)
いっか~!
気にしない!!
気にしない!!
(てか、茶菓子全部食ってるし…)
さて!!
風呂!
風呂!
風呂!
(↑三回も要らんやろ?)
俺は
貴重品は金庫に入れ
浴衣に着替えて
ロビーに行き
鍵を預けた…
男湯に行き
脱衣室には
小学低学年の男の子と
若いお父さんがいた
「今晩は…」
「あっ今晩は…」
何故かこう言う場所に
来ると挨拶してしまうんだろ…
クチャクチャ
クチャクチャ…
あの坊主…
風呂に入る時ぐらい
ガム噛むのヤメロよな…
湯ぶねに浸かると
気持ちいいな~!
すでに、おじいさんが
1人いたくらいで…
俺とあの親子で
計四人で広い浴場を
占領した!
バッシャ、バッシャ!!
顔にお湯がかかり
チビってしまった!
(↑あのな…湯ぶねでチビってどうする?)
あ…
(↑どうした?)
ビビってしまった!
(↑訂正したんだな…)
(↑まぁいいだろ…)
あのクソガキが…
プールじゃないんだ
バッシャバッシャするな!シバいたろか?
親も、親だな…
親子で
シバいたろか?
「やめんか~坊主!!」
「迷惑だぞ!!」
(↑よく言えたな!)
「…どうもすいません…」
「アンタもアンタじゃ!!」「てめぇトコのガキを教育しなくてどうする!!」
さすが!
じいさん!
鍋奉行に負けず劣らずの
風呂奉行だな!
(↑やっぱり言えなかったんだな…)
親子は、風呂奉行の一声で静かになり、早々と風呂をでた…
「兄さん…アンタ…」
「1人かい?」
風呂奉行から
声をかけられ…
チビってしまった!
(↑その表現もういいだろ…)
「は…ぃ」
「ワシも1人じゃ…」
「今日は…ワシの部屋で飲むか?」
「気持ちは有り難いけど、遠慮しときます…」
「そうか…まぁいい…」
風呂奉行が上がった時に
背中に立派な昇り龍の
彫り物が…
それを見ながら
そのまま…
ぶくぶくと沈んでいった…
部屋に戻っても
夕飯まで時間があるな…
ちょっと散策して来るか…
(↑散策?旅記者か?)
夕焼けの温泉街
ポツリポツリと
店の灯がともり始め
いい雰囲気を体感していた
あ…
あのクソガキだ!!
土産物のおもちゃ見てるな…
てか、ガム噛んどるし…
ガム坊主の父親と
目が合いバツ悪そうに
会釈してた…
まぁ分かればいいんだよ
分かればな!!
(↑お前が説教してないだろ!)
土産物屋を
ぶらりした後
旅館の方へ向かってると
「あのぅ…さっきから見てたんですけど…」
「お一人ですか?」
女将か?
さっきも言われたぞ!
「一人旅でごじゃるよ。」(↑何キャラだ?)
「よかった~あのぅ…」
「アソコの旅館に泊まるんですよね?」
「私も一緒なんですよ!!」「よかったら…」
ゴクッ…
「部屋に来てもいいですか?」
「あっハイ!」
(↑さっきの風呂奉行とは態度が違うぞ!)
(↑ちっとは警戒せんか!)
夕飯は部屋食を希望してたので、後でゆっくり飲む為にツマミを残し平らげた…
酒はディスカウントで
買って持参したから
後は
あの娘待ちか~!!
グフフっ!
(↑ヘムタイめが!!)
しまった!
時間、約束してないし
部屋教えてなかった…
(↑そんなもんだろ!)
腹ごしらえは終わった
ことだから、風呂行こ
風呂場へ続く
渡り廊下で…
いた~!
あの娘だ!!
で…も
泣いていた…
ここでは声をかけずに
素通りした
風呂から上がり
(↑5分で上がり何を期待してるんだ?)
さっきの渡り廊下へ
あの娘は居なかった…
傷心旅行ってヤツかな…
部屋に戻って
おまちかねの
酒タイム!
1人で…
テレビ見ながら
飲んでいたら…
コンコン…コンコン…
(↑子ぎつねか?)
キター!!
はやる気持ちを抑えて
鏡でヘアスタイルの
チエック…
うん、イケてるな!!
(↑誰からも言われた事無いくせに!)
「ハイ!」
お…女将…
「すいません…こんな時間に…」
何だ?
告白か?
今日、俺…モテてる?
「やっぱり…1人ですよね?」
さっきから何なんだ?
1人に決まってるし!
「あのさ…一体何だよ?」「何を疑ってるんだ?」
「部屋中捜して何も無ければ半額にして貰うからな!」
「何なんだよ!!この旅館はよ~!俺…旅記者だぞ!!」
「そこんとこ分かってるんだろうな!」
(↑便利屋だろ?嘘はイカンぞ嘘は!!)
「どうも…申し訳御座いませんでした…」
「気分を害されたなら…謝ります…でも」
「でも?でもって何だよ?」
「あっ…いえ何でもないです…」
「お詫びのしるしに地酒をお持ちしますので…」
「あっ…まぁ…強く言ってしまってごめんなさい…」
その後
地酒を飲みながら
ウトウトと…
テレビも番組が終わったのかザーザーいっていた…
寒さで…
起きると…
トントントン、トントントン…
(↑与作か?)
(↑今、字数が合ってるか、歌いながら確認したろ?)
何だよ…
ヨダレ拭きながら
ドアを開けると…
あの娘が…
(↑織田裕二が…)
この部屋に…
(↑お台場に…)
キター!!
(↑キター!!)
やはり泣いていた…
俺は部屋に入れて
酒を渡した…
「何があったかは聞かないけど…知らない男の部屋に来るなん…て…」
この娘…
生きてる人間じゃ…ない
(↑マジか?何で気付かなかったんだ?)
(↑お前らしくない…)
(↑で…どうするんだ?)
ちょっとな
可哀想でな…
その娘の名前は
ハナといい
戦争に行った彼を
待ち続けていたが
病気にかかり亡くなってしまい…
今でも、その彼を…
話を聞いていると…
不思議な感覚に…
段々
その娘に
ひかれて行った…
明け方近くまで…
話したが…
日が昇る頃には
あの娘は消えていった…
昼過ぎまで
爆睡した俺は
女将に起こされた
朝食、昼食準備してた
らしいが…
食欲がなく…
女将にまだ
滞在したいと言った…
今夜もあの娘に会いたい
俺は…
俺は…
あの娘に…
恋をしてしまった…
生者と死者の
恋という
禁忌を犯し始めていた…
第八話(許されぬ恋)
俺の名前は零!
前回のバトルで
肉体的なダメージを
受けてしまったんだけど…
自分にご褒美という事で
なんと!!
温泉旅行に来たんだよ~!
まぁ一人旅だけどね…
気軽でいいかな!
さすがは…
温泉街…
情緒溢れる町の佇まい…
ん~!!ノスタルジ~!!
癒されるな~!
でも…
そこでもまた
巻き込まれてしまったんだよな…
……第八話(許されぬ恋)…
今日は
愛車フェラーリを使わず
JRでのんびりと
いい旅、夢気分!!
(↑パクりはダメだぞ!!)
美丘郷の温泉に向かってるんだ!!
(↑やけに嬉しそうだな!!)
ここの
温泉の効能は…
(↑温泉ロケみたいだな!!)
効能は…
(↑早く言えよ!)
デヘッ!!
(↑知らんのかい!!)
(↑テヘッじゃないのか?)
まぁとにかく…
温泉宿に着いた!!
(↑早い展開だな!)
気さくな女将に
案内されて…
部屋に到着
日本風な和室が
懐かしさを感じさせて
くれた…
日本に産まれてヨカッタ~
(↑織田裕二か!!)
そう言えば…
さっき女将が変な事を
言ってたな?
何で
しきりに
お一人様ですよね?
何だ?
ですよねって?
(↑またイヤな予感が…)
分かった!!
(↑さすが!さっさと解決しようぜ!)
さては…
(↑そういう能力も飛躍的にアップしたからな!)
あの女将…
(↑何か隠してそうだな?)
俺に惚れてるな!!
(↑ズルッ!)
(↑バ~カ違うだろ!)
じゃあ…
金持ちのボンボンに
見えたから、割増料金を
(↑そんな風に見えんぞ)
(↑違うだろ!鈍感野郎!!)
なるへそな~
(↑それ…古いぞ…)
女将…
俺に惚れてるな…
テヘッ!テヘッ!
(↑それって…アリか?)
(↑テヘッは一回にしとけ…みんなに気持ち悪がられるぞ!!)
いっか~!
気にしない!!
気にしない!!
(てか、茶菓子全部食ってるし…)
さて!!
風呂!
風呂!
風呂!
(↑三回も要らんやろ?)
俺は
貴重品は金庫に入れ
浴衣に着替えて
ロビーに行き
鍵を預けた…
男湯に行き
脱衣室には
小学低学年の男の子と
若いお父さんがいた
「今晩は…」
「あっ今晩は…」
何故かこう言う場所に
来ると挨拶してしまうんだろ…
クチャクチャ
クチャクチャ…
あの坊主…
風呂に入る時ぐらい
ガム噛むのヤメロよな…
湯ぶねに浸かると
気持ちいいな~!
すでに、おじいさんが
1人いたくらいで…
俺とあの親子で
計四人で広い浴場を
占領した!
バッシャ、バッシャ!!
顔にお湯がかかり
チビってしまった!
(↑あのな…湯ぶねでチビってどうする?)
あ…
(↑どうした?)
ビビってしまった!
(↑訂正したんだな…)
(↑まぁいいだろ…)
あのクソガキが…
プールじゃないんだ
バッシャバッシャするな!シバいたろか?
親も、親だな…
親子で
シバいたろか?
「やめんか~坊主!!」
「迷惑だぞ!!」
(↑よく言えたな!)
「…どうもすいません…」
「アンタもアンタじゃ!!」「てめぇトコのガキを教育しなくてどうする!!」
さすが!
じいさん!
鍋奉行に負けず劣らずの
風呂奉行だな!
(↑やっぱり言えなかったんだな…)
親子は、風呂奉行の一声で静かになり、早々と風呂をでた…
「兄さん…アンタ…」
「1人かい?」
風呂奉行から
声をかけられ…
チビってしまった!
(↑その表現もういいだろ…)
「は…ぃ」
「ワシも1人じゃ…」
「今日は…ワシの部屋で飲むか?」
「気持ちは有り難いけど、遠慮しときます…」
「そうか…まぁいい…」
風呂奉行が上がった時に
背中に立派な昇り龍の
彫り物が…
それを見ながら
そのまま…
ぶくぶくと沈んでいった…
部屋に戻っても
夕飯まで時間があるな…
ちょっと散策して来るか…
(↑散策?旅記者か?)
夕焼けの温泉街
ポツリポツリと
店の灯がともり始め
いい雰囲気を体感していた
あ…
あのクソガキだ!!
土産物のおもちゃ見てるな…
てか、ガム噛んどるし…
ガム坊主の父親と
目が合いバツ悪そうに
会釈してた…
まぁ分かればいいんだよ
分かればな!!
(↑お前が説教してないだろ!)
土産物屋を
ぶらりした後
旅館の方へ向かってると
「あのぅ…さっきから見てたんですけど…」
「お一人ですか?」
女将か?
さっきも言われたぞ!
「一人旅でごじゃるよ。」(↑何キャラだ?)
「よかった~あのぅ…」
「アソコの旅館に泊まるんですよね?」
「私も一緒なんですよ!!」「よかったら…」
ゴクッ…
「部屋に来てもいいですか?」
「あっハイ!」
(↑さっきの風呂奉行とは態度が違うぞ!)
(↑ちっとは警戒せんか!)
夕飯は部屋食を希望してたので、後でゆっくり飲む為にツマミを残し平らげた…
酒はディスカウントで
買って持参したから
後は
あの娘待ちか~!!
グフフっ!
(↑ヘムタイめが!!)
しまった!
時間、約束してないし
部屋教えてなかった…
(↑そんなもんだろ!)
腹ごしらえは終わった
ことだから、風呂行こ
風呂場へ続く
渡り廊下で…
いた~!
あの娘だ!!
で…も
泣いていた…
ここでは声をかけずに
素通りした
風呂から上がり
(↑5分で上がり何を期待してるんだ?)
さっきの渡り廊下へ
あの娘は居なかった…
傷心旅行ってヤツかな…
部屋に戻って
おまちかねの
酒タイム!
1人で…
テレビ見ながら
飲んでいたら…
コンコン…コンコン…
(↑子ぎつねか?)
キター!!
はやる気持ちを抑えて
鏡でヘアスタイルの
チエック…
うん、イケてるな!!
(↑誰からも言われた事無いくせに!)
「ハイ!」
お…女将…
「すいません…こんな時間に…」
何だ?
告白か?
今日、俺…モテてる?
「やっぱり…1人ですよね?」
さっきから何なんだ?
1人に決まってるし!
「あのさ…一体何だよ?」「何を疑ってるんだ?」
「部屋中捜して何も無ければ半額にして貰うからな!」
「何なんだよ!!この旅館はよ~!俺…旅記者だぞ!!」
「そこんとこ分かってるんだろうな!」
(↑便利屋だろ?嘘はイカンぞ嘘は!!)
「どうも…申し訳御座いませんでした…」
「気分を害されたなら…謝ります…でも」
「でも?でもって何だよ?」
「あっ…いえ何でもないです…」
「お詫びのしるしに地酒をお持ちしますので…」
「あっ…まぁ…強く言ってしまってごめんなさい…」
その後
地酒を飲みながら
ウトウトと…
テレビも番組が終わったのかザーザーいっていた…
寒さで…
起きると…
トントントン、トントントン…
(↑与作か?)
(↑今、字数が合ってるか、歌いながら確認したろ?)
何だよ…
ヨダレ拭きながら
ドアを開けると…
あの娘が…
(↑織田裕二が…)
この部屋に…
(↑お台場に…)
キター!!
(↑キター!!)
やはり泣いていた…
俺は部屋に入れて
酒を渡した…
「何があったかは聞かないけど…知らない男の部屋に来るなん…て…」
この娘…
生きてる人間じゃ…ない
(↑マジか?何で気付かなかったんだ?)
(↑お前らしくない…)
(↑で…どうするんだ?)
ちょっとな
可哀想でな…
その娘の名前は
ハナといい
戦争に行った彼を
待ち続けていたが
病気にかかり亡くなってしまい…
今でも、その彼を…
話を聞いていると…
不思議な感覚に…
段々
その娘に
ひかれて行った…
明け方近くまで…
話したが…
日が昇る頃には
あの娘は消えていった…
昼過ぎまで
爆睡した俺は
女将に起こされた
朝食、昼食準備してた
らしいが…
食欲がなく…
女将にまだ
滞在したいと言った…
今夜もあの娘に会いたい
俺は…
俺は…
あの娘に…
恋をしてしまった…
生者と死者の
恋という
禁忌を犯し始めていた…
第八話(許されぬ恋)