蜜愛シンドローム ~ Trap of Masato ~




雅人は絢乃の唇に強引な口づけを落とすと、椅子に掛けてあった帯を素早く取った。

快楽でぼうっとしている絢乃の両腕を頭の上で一纏めにし、帯で縛る。


「・・・や、やぁ・・・っ」

「言うことを聞かない奴にはお仕置きだ。容赦はしない。・・今夜はここから出さない」


雅人の腕が絢乃の腰を強く抱き寄せる。

胸を強く掴まれ、形が変わるほどに揉みしだかれる。

その激しさに、絢乃は腰を震わせた。

足の間を深く激しく抉られ、溢れ出る快楽が絢乃の身も心も溶かしていく。

・・・大きく広げられた足の爪先が、天井を背景に揺れている。

絢乃はそれをぼんやりと見つめながら、意識が白くなっていくのを感じていた・・・。



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