蜜愛シンドローム ~ Trap of Takumi ~




卓海の指が繁みの間をまさぐり、奥に埋もれた蕾を探し出す。

それに触れられた瞬間、絢乃の体の芯にビクッと何かが走った。

・・・それとともに溢れ出す、透明な蜜。

卓海はくすりと笑い、蕾を刺激しつつ、潤んだ秘所に指をそっと押し入れた。

卓海の指が絢乃の感じる部分を刺激し、中がトロトロと溶けていく。


「・・・ぁあっ、・・・はあ・・・っ」

「グショ濡れだぞ、お前。・・・お前のココ、物欲しそうにヒクついてる」

「・・・あ・・・ぁああっ」

「相手は誰でも構わないってか? ・・・じゃあオレでも別にいいだろ。ほら、もっと良く見せてみろよ?」

「やめ・・・っ」


絢乃は羞恥のあまり、首をぶんぶんと振った。

・・・恥ずかしくて耐えられない。

けれど・・・

こんなに乱れている自分が、信じられない。

不感症のはずなのに・・・。

卓海の指が中で動くたびに、耐えられない快感が絢乃の体を襲う。

卓海は身悶える絢乃の蕾をぺろっと舐め、くすりと笑った。

舌のざらついた感触に、奥からさらに熱い液体が溢れ出る。


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