蜜愛シンドローム ～ Trap of Takumi ～

「・・・ぁ、あああぁぁ・・っ」

「・・・何度抱いても。たまらないな、お前の中は・・・っ」


卓海はその美しい目を切なげに細め、絢乃の肩に額を埋めた。

・・・体の中で脈打つ、熱く逞しいもの。

卓海は何かに耐えるようにぐっと目を強く瞑り、絢乃の耳元に囁く。


「・・・くっ、そんなにがっつくんじゃねぇよ。欲しいなら、いくらでもやるから・・・っ」

「あ、・・・はあっ、ああっ」

「たまらない、・・・一体何なんだ、お前。オレをどうするつもりだ?」


卓海は熱に浮かされたように言い、絢乃の腰に自身を強く打ちつけた。

その衝撃に、快楽に、絢乃は身悶える。

───溶けそうな、甘い快楽。