求*幸福~愛しい人はママだった~【完】
しばらくしてテーブルにご飯が並んだ…俺がリクエストした和食…思わず「美味そう」と呟くと、はにかみながら「お口に合うといいなぁ」と返してきた。
「「いただきます」」
「いたぁまぁ」
まずは、お吸い物を飲んで、次に筍の炊き込み、出汁が効いていてほんとに美味くて、あまりしゃべらずに肉じゃが、卵焼きと食べ進め、炊き込みはお代わりをし、離乳食を食べさせながらの彩乃は嬉しそうにゆっくり食べていた。
「ご馳走様、スゲェ美味いね♪ヤバいわ…俺、普段自炊あんましないんだけど、こんな美味いの食べたら、ますます自炊しなくなりそう(笑)」
「お粗末様でした。良かったです、そんなに喜んで食べて貰えて。自炊大変ですよね…また、機会があったら食べに来て下さいね」
「うん、また絶対来て食べる!!ってか、敬語になってる」
「っあ、」