求*幸福~愛しい人はママだった~【完】
俳優だから何をしても様になるし格好いい。
けれど、内面の温かさや優しさを好きになってる…
でも、こんな私でいいのかな…とも思う。
今日の会見で翔哉が言ってくれたように、人が人に好意をもち、恋愛感情になるのに、時間は関係ない。
それでも、芸能人という立場の翔哉の相手が、夫が亡くなり一年あまりの、2才児の母親…
人気のある翔哉なんだから、騒がれるのも、わかる気がする。
『死』のメッセージはキツいものがあるけれど、それだってきっと、ファンの強い想いなのだろうと思えば、一方的に責められない。
でも、真剣な翔哉の想いを、自分に自信がないというだけで、受けるのを諦めるのはなんだか違う気がする。
大切であるからこそ、互いの求める気持ちに向き合うべきなのでは…そこまで考えて、気が張っていたものが少し緩和されて眠りに引き込まれた。