求*幸福~愛しい人はママだった~【完】
相手の大学生が辞めたことで噴き出しそうになっていた感情も治まり、彩乃は普段は注文しない銘柄の、しかもティーバッグになっていない茶葉入り缶を、如何にして販売するかを、考えることにした。
今回の騒動は私が居ることにより起きたことで、店に迷惑をかけたのは事実、あなたは悪くないから気にするなとみんなにいわれても、気にしない訳にはいかなかった。
二種類、それぞれ120缶、うぅ~ん…
まずは味がわからなくてはと、店長に許可を貰い自分で購入し、飲んでみた。
いろんな飲み方を試してみて、ひとつはチャイのように、ミルクたっぷりが合うことがわかり、もうひとつは以外にも、アイスティにすると温かい時は香りがきつく感じたのが飲みやすくなった。
お薦めの飲み方がわかったところで、さらに考えた。