求*幸福~愛しい人はママだった~【完】


「……で、一晩経っても自分の中に七谷さんばかりが居て…離れたくない、分かりたい、側に居たいって…自分じゃこんなの初めてでワケわかんないんすけど…それを知るためにも会わなきゃいけないんじゃないかって思って…来ちゃったんですよね…、すみません、へんな話し…」



「あらぁ、変ではないですよ?素敵な愛情のお気持ちじゃないですか、素直に、七谷へ伝えてみたらいかがですか?その先の未来は私には何もいえませんが、少なくとも滝沢さんのモヤモヤした気持ちは前に進むんじゃないですか?」



さっきの腹黒店長とは違い、安心する雰囲気でこちらも思わず素直になってしまう。



「逢わせて貰えますか?」










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