Survival Travel
始めはそんな悠長な事言ってた私達。

でも通り過ぎる教室の数が増えれば増える程に、焦り始める。

昴「い…ないね…」

『つっ、つぎっ、次探そうっ』

もう既に二階の教室は見終わってしまっていた。

家庭科室、図工室、図書室、コンピューター室…。

…理科室に辿り着いた。

昴「…あれ」

『どうした…n』

言い終わる前に私も気付く。

明るい。
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