Survival Travel
どれくらいの時間が経ったんだろう…。

数分だったのかもしれないし数十分だったのかもしれない。
どちらにせよ、今までの思い出を振り返るには充分な時間だった。

裕太くんの足に刺さってる針を抜き終えた。
これで少しは、痛くなくなったかな…。

手を合わせて、立ち上がる。
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