天神学園高等部の奇怪な面々33
そして豪邸に帰ると。

「あっれぇ?みんな寒いのにどこ行ってたの?」

美奈子がソファで寛ぎながらモーニングティーを楽しんでいた。

真っ白な灰になる面々…。

「何優雅に紅茶とか啜ってるんですか…美奈子さん…」

胡乱な目をする喜屋武。

「んー?いや、朝早く起きたから、ちょっとだけ散歩に行ってみたんだけど、やっぱ寒いからさぁ、すぐに帰ってきちゃった♪」

美奈子てへぺろ。

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