天神学園高等部の奇怪な面々33
しかし、そうやってキャイキャイと二人の女子高生が誉めているにもかかわらず。

「――――――――――!!」

シロモゲラは、豪邸の窓が軒並み割れてしまうほどの大音量の咆哮を上げた!

完全に威嚇の為の咆哮。

「参ったわね…」

冬が苦笑いする。

「ああ大きいんじゃ、私の結界内に体がおさまりきらないのね…十分に結界の効果を発揮できないわ…」

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