天神学園高等部の奇怪な面々33
しかし、その提案を。

「却下!却下却下却下!」

アリーシェが叫んで止める。

「何考えてんのアン先生っ、バッカじゃないのっ?」

「バカ…」

軽くショックを受けるアン。

「あのね、アン先生!私、一人が大嫌いなの!一人でいてもつまんないし、一人でいると淋しいし、一人でいると死んじゃうのっ!」

「そんな大袈裟な…」

「大袈裟くないっ!」

喜屋武の呟きにも過敏に反応するアリーシェ。

「だから、自爆とか却下!誰か一人でも欠けるのも嫌!皆で一緒に天神学園に帰るのっ!」

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