天神学園高等部の奇怪な面々33
早速、アリーシェはそのスティンガーを二つ、『欲望』の魔法で出現させる。

ひとつはラルフが、ひとつはアンが使用する。

「アン先生、あんた使えるのか?」

「各種探知センサーや格闘術、戦術マニュアル、あらゆる武器兵器の扱い方などが補助人工知能にプログラムされています…この世に私の使えない武器兵器はありません」

ラルフの問いかけに、ドヤ顔で頷くアン。

その言葉に笑みを浮かべた後。

「…いくぞっ!」

ラルフはアンと共に、大怪獣の待つ雪原へと駆け出す!

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