天神学園高等部の奇怪な面々33
とにかく、この地に関する情報があまりにもなさ過ぎる。

ラルフは一旦バスに戻る。

「まずはこの場所について調査をしたい。天神学園に帰る方法を探すのは、安全を確保してからだ」

ついては、ラルフと共にこの周辺を探索する為のメンバーを選抜したい。

「俺がいくぜ」

スペシャルバカが挙手するが。

「お前は貴重な戦闘要員だ。バスに残って有事の際の護衛を頼む」

代わりにラルフが選んだのは拓斗。

完璧超人の下でメキメキと腕を上げ、黒帯も取得した彼ならば、頼りになるだろう。

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