天神学園高等部の奇怪な面々33
という訳で、ラルフの選抜したメンバーはバスを降りる。

「気をつけて下さいね」

バスの窓から顔を覗かせる喜屋武。

「帰ってくる頃には、コテージと暖かい料理でも『欲望』の魔法で準備しとくわ」

微笑むアリーシェ。

「こちらの守りは万全にしておきますから…ご心配なく」

冬がラルフに頷きかける。

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