天神学園高等部の奇怪な面々33

ポカンと口を開ける拓斗。

スペシャルバカは続ける。

「そりゃあ俺は魔法だの召喚だのってのはさっぱりわからねぇからな、天神学園に戻る方法なんてのはチンプンカンプンだ。他の連中にどうにかしてもらうしかねぇ。だけど…」

彼の表情に不安は一切感じられなかった。

「怪獣には不安はねぇな。怪獣よか強ぇ奴を知ってるから｣