【砂漠の星に見る夢】
あとがき
【あとがき&解説】


最後まで読んで下さり本当にありがとうございます。


本作品を描く前に、なんとなくファンタジーに挑戦したいと思い、ですが一言でファンタジーといっても、なかなか思いつかず、


「魔法使いモノしかないのかなぁ」


等とメモ帳に三角(△)を描いていて、


「あっ、ピラミッドの話しを描こう」


と恐ろしく安易に、思い立ちました(笑)


しかし気がつけば当然のごとく私にエジプトの知識などまるでありませんでした(笑)


それですかさず、調べ始めたわけなのです。


いくらファンタジーでも、私はリアリティーのないものは好きじゃないタイプで、思えば当時の私は時間があればエジプトに関する情報収集に力を注いでいた気がします。


ピラミッド=ツタンカーメン程度のイメージしかなかった私ですが、エジプト文明を調べていくと、クフ王の時代がとても面白い(といっては不謹慎か?)ことを知るのです。


まず注目したのは、太陽信仰と星信仰の宗教紛争。


地域に根付いた太陽信仰の勢力が強いものの、星信仰に高度な技術があった為、むげにもできなかったとか、


クフ王の母親が、太陽信仰の大神官の娘で、なんとしても我が息子をファラオにすべく第一後継者であるネフェルマアトとその母親メルサンクを暗殺したこと等など……


おお、ドロドロしているではないか!と大注目(笑)


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