【砂漠の星に見る夢】

【第一章の解説】


ここまで読んでくださりありがとうございます。


より分かりやすく読んで頂きたいので、解説をさせて下さい。


本作品の登場人物は主人公・イシスは架空の人物なのですが、ファラオ・スネフェル王と、妻・メルサンクンク二世、ヘテプヘレス一世。


そしてその息子のネフェルマアト王子にクフ王子(有名ですね)は実在しました。


クフの母ヘテプヘレスが、太陽信仰大神官の娘で気が強く強欲な女性であり、クフが母親に逆らえなかったことも事実だったそうです。


ちなみに名前を省略したのは、読みやすさを考えてのことです。

「ヘテプヘレス一世」だの「ネフェルマアト」だのと描いているほうも混乱してくるのに読み手はかなり混乱するんじゃないか、と思いまして。


ネフェルマアト→ネフェル

ヘテプヘレス→ヘレス

メルサンクとクフは、そのままで行かせて頂くことにしました。


話を戻しまして、太陽信仰と星信仰が争っていたことも事実だそうです。


なんと実際に星信仰が『北極星の末裔』と詠っていたらしいのです


そして太陽信仰の勢力が強いものの、星信仰に高度な技術があったため、無下にも出来ない状態だったのも事実らしいです。


どのくらい高度な技術なのかは、今となっては分からなく、星信仰については資料がほとんど残っておらず、大変苦労しました。



さて、ネフェルマアト王子ですが彼はとても優秀な青年だったそうですが、どんな外見だったかは分かっておりません。


ただ、ネフェルマアトの名前の意味を調べると、ネフェルは『美しい』の意でマアトは『正義』の意らしいです。


本当に美しく賢い美青年だったのかもしれませんね。


そんなネフェル君が父であるファラオの宰相となり、ピラミッドを建造したことも、勿論事実です。



余談ですがピラミッドは『一基、二基』と数えるそうです



第二章からの参考にしてくださいね。


それでは、第二章をよろしくお願い致します



 
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