キミの声

次の日。

私は華に伝えた。

華は「そっか、そっか…。残念!まあーでもいいや、次だよ次!!」と…。

あまりのポジティブさに、私は笑ってしまった。

「ちょっと心愛!?笑い事じゃないよ?けっこう傷ついてんだから!!!」

『ごめんごめん、辛かったら泣いていいんだよ?』

「泣かない。ってか、心愛。人のこと心配してないでちゃんと翔に伝えなよ?」

『…!!何で知ってるの!?』
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