Yucky☆マニア~Special Fan book~
①もし伊織がカレを選んでいたら…?
暑い日差し
暑い気温
むせ返るような沖縄の熱
「だ、ダメ…」
「ヤダ。
俺は今すぐ伊織を抱きたいんだ。」
「でも、ホテルについたばっかりだし…」
「…そんなの関係ない。
見せろよ。
俺のものになった伊織を俺にココで見せつけろよ……。」
俺はホテルに着くなり、伊織のブラウスの中に手をしのばせ、熱い吐息をアイツの首元に吐いていた。
上がる体温
湧き出す征服欲
伊織は俺のものだっていうしるしを体中に、つけてやりたい。
「で、でも……」
イヤがる、ウブな伊織の手首をギュッと握って、カベに押し付けると
「拒否はさせねー。
俺はオマエのものだ、伊織。」
「しゅー…ちゃん…。」
「好きだ、伊織。
気が狂いそうなくらい…オマエが好きだ。」
俺はアイツの唇に深くて熱い
キスを浴びせる。