Yucky☆マニア~Special Fan book~
柔らかい伊織の体
髪から香る、シャンプーの香り
ずっと欲しかった
ずっとコイツだけが欲しかった
「悪いな、伊織。
今日は優しくできる、自信がねぇ……。」
大切にしたいと願うのに
いつも傷つけてしまう、俺
部長の方がはるかにオトナで
魅力的で
俺は絶対に選ばれないと思ってた。
だけど……
コイツは選んでくれたんだ。
「しゅーちゃんが……好き。」
初恋を永遠にするために
伊織は戻ってきてくれた。
俺の胸のなかに
戻ってきてくれたんだ。
「ん……、あっ……。」
伊織の口から漏れる声がいとおしい。
コイツの口からだらしなく流れるヨダレも
コイツの大事なところから溢れ出る蜜も
何もかもがいとおしい。
ぐちゃぐちゃに乱れて
ボロボロになってる伊織の頬に口づけて、俺はこっそり囁く。
「愛してる、伊織……
もう、離したりしない……。」