Yucky☆マニア~Special Fan book~

透き通る肌
甘ったるい声

大きな目にスッと鼻筋の通った鼻


その表情、その顔、その体の全てがアイツに似てる。



目の前の女優は俺のムカつく幼なじみにそっくりで、この女優が快感に顔を歪めるたび、俺は美織を思い出して激しい興奮を覚えるんだ。




『ほら、見て??
ここにこうやって入れるとね……??女の子はとっても気持ちよくなっちゃうの。』




パソコンの中ではお姉さんが馬乗りになって、童貞君の初めてを奪っている最中。




激しく腰を上下させて、卑猥な言葉を吐く美織もどき。


『あぁ、いい……!いいわ。
下からも突き上げて??』



彼女がエロい言葉を吐くたびに、俺はアイツを思い出す。





「いい……いいよ、キョウちゃん。
もっと下から突き上げて……っ!」






死んでも言いそうにない
そんな美織の声と表情に思いを馳せて


「美織……美織……っ」


俺はさらに激しく右手を動かす。






< 48 / 107 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop