Yucky☆マニア~Special Fan book~
はぁ?心臓の音??
そう言われて意識してると
ドクン
ドクン
ドクン
俺の胸板に小さくかすかに鼓動を感じる。
胸に感じるソレは普通の人が感じる鼓動よりも少しだけ速くて
「…あー、なんか脈が速くねぇ??」
不思議に思ってそう尋ねると
「…いっぱいいっぱい…なの。」
抱きしめていた腕を離して、美織は真っ赤になりながらこう呟く。
「だって…キョウちゃんカッコいいんだもん…。」
――え、えぇ!!?
今なんて言った!?
なんて言った!?コイツ!!
今まで聞いたこともなかった
美織の一言に驚いて、アイツをガン見していると
「今まで知らなかったけど、キョウちゃんカッコいいし…セクシーなんだもん。」
――え゛…。
し、知らなかった???
20年近く一緒にいて気づかなかったのか~~~っ!!?
ひどくねぇか!?
コイツ普通にひどくねぇか!!?
悪気なく口から飛び出した
嬉しいような、なんかムカツクような
アイツの心無い言葉にただただ絶句。
空気を読まないアイツに若干殺意を抱きながら、ただひたすらにムカムカしていると
「だから…ね??
これ以上ドキドキさせられたら私、死んじゃう……。」
「…はぁ??」
「今のお姫様抱っことフレンチキスだけでもいっぱいいっぱいなのに、これ以上キョウちゃんとエッチなことしたら……私ドキドキしすぎて死んじゃうよ!!」
美織は泣きそうな声でワァっと思いのたけを吐き出すと、自分の両手で自分の顔をババッと隠す。
そう言われて意識してると
ドクン
ドクン
ドクン
俺の胸板に小さくかすかに鼓動を感じる。
胸に感じるソレは普通の人が感じる鼓動よりも少しだけ速くて
「…あー、なんか脈が速くねぇ??」
不思議に思ってそう尋ねると
「…いっぱいいっぱい…なの。」
抱きしめていた腕を離して、美織は真っ赤になりながらこう呟く。
「だって…キョウちゃんカッコいいんだもん…。」
――え、えぇ!!?
今なんて言った!?
なんて言った!?コイツ!!
今まで聞いたこともなかった
美織の一言に驚いて、アイツをガン見していると
「今まで知らなかったけど、キョウちゃんカッコいいし…セクシーなんだもん。」
――え゛…。
し、知らなかった???
20年近く一緒にいて気づかなかったのか~~~っ!!?
ひどくねぇか!?
コイツ普通にひどくねぇか!!?
悪気なく口から飛び出した
嬉しいような、なんかムカツクような
アイツの心無い言葉にただただ絶句。
空気を読まないアイツに若干殺意を抱きながら、ただひたすらにムカムカしていると
「だから…ね??
これ以上ドキドキさせられたら私、死んじゃう……。」
「…はぁ??」
「今のお姫様抱っことフレンチキスだけでもいっぱいいっぱいなのに、これ以上キョウちゃんとエッチなことしたら……私ドキドキしすぎて死んじゃうよ!!」
美織は泣きそうな声でワァっと思いのたけを吐き出すと、自分の両手で自分の顔をババッと隠す。