Yucky☆マニア~Special Fan book~
――やっべー……


オイオイ、正気でそのセリフが言えんのか??




俺は美織の体をゆっくり降ろして
正面に立たせると



「…つーか…、それって逆効果…。」



そう言って
俺はアイツの唇にキスを落とす。





「ちょ…!キョウちゃん!?」


「うるさい。
俺を煽ったオマエが悪い。」






焦るアイツなんてお構いなしで
嫌がるアイツなんて気にも留めずに
俺はアイツの口の中へ自分の舌を無理やりねじ込む。



「あ…、ふ…ぅ…っ!!」


ねっとりと絡む舌
アイツの舌筋をツゥとなぞると美織は小さく体をビクンと揺らす。




アイツは逃げようとするけど…
絶対に逃がしてやんねー。





アイツの腰に手を回して
反対の手を頭の後ろに回して
グッと自分に引き寄せると、俺はさらにさらに深く舌を侵入させる。



俺が動きを変えるたびに
小さな抵抗で体をよじる、カワイイ悪魔。




逃がしたくない

もっとコイツを味わいたい




逃げようとすればするほど
嫌がれば嫌がるほど
俺の闘争心に火をつける。



もっと俺を感じさせてやる!
そう思わずにはいられない。




「…もー、我慢の限界。」




絡めるだけじゃなく
歯列や舌筋をなぞると
アイツのカラダがビクンと揺れる。


舌先を刺激してやると


「ん…っ!」


甘ったるい声が口から漏れる。







あーー、ヤバイ。
このままコイツを押し倒したい。



大体さ?
我慢してやってんのに煽ったのはコイツだと思わねぇ??



いっぱいいっぱい?
このままじゃ死んじゃう??



あーのーなー!!
そんな可愛いこと言われて
我慢できるオトコなんていねぇっつーの。


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