SUN or RAIN②
*第2章*
今日から2学期かぁ~……
下駄箱に靴を入れて上履きに履き替える
教室に向かって歩いていると、雅の姿を見つけた
「おはよう!」
と雅の肩を軽く叩いた
「おー、おはよう!」
夏休み中は会えなかったから久しぶりだ
「ところで…
時雨様とは夏休みどうだったの?
何の報告も無かったんだけど~♪」
頬を指でつつかれる
「べっ……別に何も」
あやしーなぁーと横目で見てくる
怪しくないってばー
「はけー!!!!」
「ひょっ…みやひ~」
頬を横に引っ張られて上手く喋れない
手をたたいて訴えるとやっと離してくれた