硝子の器に君の雫
普通だったらこういうタイプの友人は作らないように心がけていたが、何度も話しかけられるうちに成り行きで仲が良くなり一緒に行動するようになった。
篠原は顔もいいほうで女から人気はあるが、友達以上に発展することがないのが悩みらしい。
「お前って彼女作んないよなーもしかして・・・『男』が好きとか?」
「やめろよ、気色悪いな、人聞きの悪い事言うなよ」
「そんなんだと一生彼女出来ないぞ、って俺も人のこと言えないけど」