意地悪×俺様=マイダーリン


目が覚めた。


「結羽ッ!目が覚めたのか‼」


「どこ、、、?」


「病院だよ。」


「あぁ、、死ねなかったんだ。」


次の瞬間、右頬に痛みを感じた。


「馬鹿野郎ッ!どれだけ心配したと思ってんだッ!」


今まで聞いたことがないような声だった。


いつも温厚なレンが始めて怒った。


目に涙を溜めて怒っているような


悲しんでいるような顔をしていた。


「ごめんなさい。」


レンは私をきつくだきしめた。


堰を切ったように涙が溢れ出す。


「フラれたぐらいで死のうとするなよ、、。」


「うッ、、んッ、、。」


レンは私の頬にキスをした。


優しく涙を拭うかのように。


そして、レンは私の唇にキスをした。


私もそのキスに応えた。


レンは私の首すじに紅い印を付けた。
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